以前より計画しておりました、「PHPのCGI版化」についてですが、テスターの方々のご協力のおかげもあり、正式機能としてリリースできそうですので、順次移行していこうと考えています。

これまではPHPの提供は、パフォーマンス重視ということでApache+mod_php(モジュール版PHP)としておりましたが、セキュリティの向上、ユーザ利便性の向上を目的としてCGI版(FastCGI)に移行することになりました。実装としては、Apache+mod_fcgid+suEXECとなります。

また、CGI版への切り替えによるパフォーマンス低下が、最近のテスト結果からそこまで顕著ではなかった、或いは体感できる違いがなかった、むしろ速くなる場合がある事も切り替えの理由です。

逆に、Apacheが作成するディレクトリやファイルの権限が各ユーザ権限になる、(やろうと思えば)php.iniの設定もユーザ毎に切り替えられる、ユーザ毎の負荷状況が把握しやすいなど、利用面・管理面においてもメリットの方が大きいと判断しました。

というわけで、下記の日程で順次切り替えを行いますので、利用者の皆さんはご留意願います。

■作業内容
PHPの動作モードの変更
(mod_php → mod_fcgid)

■作業日程および作業範囲
①2012/02/19(日) ~25日(土)のどこかの時間帯でアカウント名の頭文字がa~mで始まるユーザ全員
⇒2/19(日)に対象ユーザについて全て完了しました。

②2012/02/26(日)~3/3(土)のどこかの時間帯でアカウント名の頭文字がn~z、0~9で始まるユーザ全員
⇒2/26(日)に対象ユーザについて全て完了しました。
これにて全ユーザのPHPのCGI化が完了いたしました。

■予想される影響範囲と対策
①ファイル、ディレクトリ所有者の問題
PHPを利用しているCMS等のアプリが、既存のApacheを所有者とするファイル、ディレクトリへの書き込み、変更、削除ができなくなる。
(パーミッションが707や606等、otherにも書き込みができていたものは影響なし)
⇒変更を実施したユーザのホームディレクトリ配下で、所有者がApacheとなっているものを対象に、所有者変更を一括して行います。(管理者作業)

②ホームディレクトリへ新規ディレクトリの追加
各ユーザのホームディレクトリに存在する、public_htmlやlogsなどの既存ディレクトリ以外に、新たに下記のディレクトリが作成されます。
・/etc
・/tmp
・/fcgi-bin

これらのディレクトリおよび配下のファイルは仕様上ユーザ権限での書き込みができますが、削除しないようご注意願います。(/fcgi-binについては削除、変更不可)

以上、当サービス開始以来初めての大きな仕様変更となってしまいご利用中の方にはご面倒をおかけしますが、ご理解いただきますようお願いします。

また、この変更によって新たに見つかった不具合等がありましたら、お手数をおかけしますがBBSやメールにて報告をお願いします。