だいぶ前よりアナウンスしていたPHP7の導入についてですが、PHP5→PHP7への「バージョンアップ」ではなく、当面の間はPHP7の「追加」という形で対応予定です。

理由としては、PHP7がリリースされてからだいぶ時間が経ってはいるものの、コンテンツやプログラム側での対応が追いついていないケースも多いと思われるからです。結構動かなくなるアプリも多いのではと思ってます。

本音としてはセキュリティ的にも、古いリリースにしか対応していないようなレガシープログラムを排除すべくサーバー全体としてPHP7に強制変更したいところではありますが、「とはいえ」論を考慮してのものです。

実は、コンパネのサイト設定におけるPHPバージョンの選択では、従来の”Default”に加えて2018年6月末より”PHP 7.2″および”PHP 5.6″を追加して計3つの選択肢がプルダウンで表示されます。

“Default”というのは従来通りシステム全体としてのFastCGI版PHP5.6の事であり、現在動作中のPHPバージョンとなります。

“PHP 7.2″と”PHP 5.6″については今回(2018年6月)新たにコンパイルしたもので、動作確認用としての位置づけとしています。

ご自身のコンテンツがPHP7.2に対応しているかどうか事前にテストして頂けるとともに、”PHP 5.6″を選択する事で今後も古いプログラムの延命が可能です。あまりしたくないけど。
また、一般的にPHP7はPHP5に比べて、より高速であるとされています。

ここからは少し技術的な話になりますが、現状選択できる(動作中の)これらのバージョンは全てApache+FastCGI(mod_fcgid)により実装していますが、この構成だとPHPのキャッシングに問題を抱えていたり、CPU負荷が高かったりするので今後はApache+PHP-FPM+FastCGIという構成に変更予定です。

そうする事で、PHPのバージョン選択やphp.iniの分割管理も可能となる事により柔軟性が向上、且つメモリ使用量やCPU負荷も下がる見込みです。いずれの場合もコンテンツ側では何も変更する必要は無く、コンパネで選択するだけですのでご安心下さい。

今後は本業の合間に少しずつ検証してからまた正式にアナウンスしたいと思います。動作検証のために時々Apacheを再起動とかするかもしれませんのでご了承下さい。
本当はもうApacheじゃなくてNginxに変えたいんですけどね。

ユーザーさんにはそれまでの間、今回追加したPHP7.2とPHP5.6のphpinfo等で自サイトに必要なモジュールが読まれているか等の確認をして頂ければ助かります。足らない可能性大です。

では宜しくお願いします。